修学旅行のはずが、そこは殺し合いしか許されない孤島だった。かわいい見た目のネズミたちが、生き残りを賭けて壮絶なバトルを繰り広げる。佐々木順一郎によるダークファンタジー『ねずみロワイアル』は、読者の予想を裏切る展開と、キャラクターたちの心の葛藤が印象的な作品だ。
漫画「ねずみロワイアル」レビュー・感想
作品情報
- タイトル: ねずみロワイアル
- 作者: 佐々木順一郎
- 巻数: 既刊1巻
- 連載誌/アプリ: ヤンマガWeb
- 出版社: 講談社
あらすじ
修学旅行先の島で、突然始まる殺し合い。28日後に来る迎えの船に乗れるのはわずか5人だけ。かわいい見た目のネズミたちは、生き残るために手段を選ばない。主人公の西部マサルは、優柔不断で弱気な性格だが、この絶望的な状況の中で、自分と向き合い、成長していく。
作品の見どころ・魅力
予想外の展開
可愛らしい見た目のネズミたちが、容赦ない殺し合いを繰り広げるギャップが衝撃的。
キャラクターたちの成長
弱気な主人公が、絶望的な状況の中で成長していく姿が感動を呼ぶ。
サバイバルのリアルさ
生き残るために必要な知恵や勇気を描いた、サバイバル要素が強い。
個人的な感想
なんでねずみが?という疑問は置いといて、可愛いネズミたちが理由もわからず連れて行かれた島で殺し合いをするというギャップに妙に引き込まれる。デスゲーム系漫画らしくキャラクターの心理描写や背景を描いていてねずみドラマとしても秀逸。
まとめ
『ねずみロワイアル』は、可愛らしい見た目とは裏腹に、残酷な現実を描いたダークファンタジー作品です。弱肉強食の世界で、生き残りをかけたネズミたちの戦いは、読者に衝撃と感動を与えます。サバイバル要素と人間ドラマが絶妙にブレンドされており、飽きることなく読めるでしょう。