思春期の娘との距離を感じているお父さん必見! 娘の本棚をのぞいてみたら、そこには想像をはるかに超える世界が広がっていた! ホラー、ファンタジー、SF…娘の心の奥底を映し出すような、個性豊かな物語の数々。「本田鹿の子の本棚」は単なる漫画ではなく、親子で共感し、語り合える一冊だ。(嘘)
漫画「本田鹿の子の本棚」レビュー・感想
作品情報
- タイトル: 本田鹿の子の本棚
- 作者: 佐藤将
- 巻数: 9冊
- 連載誌/アプリ: LEED CAFE
- 出版社: リイド社
あらすじ
思春期の娘・鹿の子の本棚には、様々なジャンルの小説がぎっしり。父親は、娘との距離を縮めようと、こっそりその本棚から一冊の本を取り出す。そこには、娘の豊かな想像力と、思春期特有の悩みや葛藤が描かれていた。父親は、娘の心の奥底を覗き見ながら、自分自身の過去や親子関係について考えさせられる。
作品の見どころ・魅力
多様なジャンルのパロディとオマージュ
ホラー、ファンタジー、SFなど、様々なジャンルの小説のパロディやオマージュが詰め込まれており、読書好きにはたまらない。
親子関係の温かさを描く
父親が娘の本を読み、娘の心を理解しようとする姿が描かれる。理解はできない。
個人的な感想
人類には早すぎる系の漫画のひとつ。思春期の娘ともっと仲良くなりたい父親が娘の本棚を漁りヒントを探ろうとするお話。
登場する本の内容がメインで描かれるが、その内容がとんでもない。
例を出すなら、「愛し合ったカップルがエイリアンに生まれ変わって男が女を燃やしつくすSF作品」や「デスゲームなのに誰ひとり運営に従わず戦いを挑んでいく男塾みたいなやつ」
のように正直どれもツボ過ぎてめっちゃ笑える。
まとめ
『本田鹿の子の本棚』は、単なる漫画を超えて、読書の楽しさ、親子の絆、そして思春期の心の奥底を深く描いた作品。
それぞれの短編は、独立しているためどこから読んでも楽しめるつくりになっている。